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すくらっぷ帖
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この時の特集は『ストレスを克服する』だったんだけど、当時のリコー産業医の守屋直樹先生に「ストレスとリラックス」として寄稿してもらったり、ストレスチェック表やいろんなストレス克服方法なんかも紹介したんだ。
表紙のイラストのように、ストレスが溜まったなと思ったら一杯のお茶をゆっくり飲むことでも気持ちが落ち着くよね。
桜井さんがコーポレートスローガンとして掲げた「イメージコミュニケーション」とは、複写機などのOA機器とネットワーク化されたコンピューターを融合して人々が扱いやすいイメージ情報を介してコード情報も統合的に活用できるようになることでよりよいコミュニケーションが実現できる、と言っているね。話の内容からも桜井さんの熱い思いが伝わってくるね!
「21世紀には確実にデジタル化・ネットワーク化の進展によって生活も仕事も今とは格段に違って豊かで便利なものになっているでしょう。」本当に桜井さんの言うとおりになっていてビックリだよ!この時から常に先を読み、桜井さんにはリコーの進むべき道がちゃんと見えていたんだね。しっかりとリコーを守ってくれた桜井さんには感謝の言葉しかないよ。
桜井正光氏は、1996年から2007年までの11年間にわたってリコーの社長としての使命を果たし、その後もリコー会長、また経済同友会代表幹事として日本経済の発展に貢献されました。同年、三愛会の第5代三愛会会長に就任し、リコー三愛グループを牽引しグループの存在意義を発信しつづけ、会員会社相互の連携や関係強化に尽力されました。
2013年に三愛会会長職をリコー会長の近藤史朗氏に託した後も、2023年までの10年間にわたり三愛会名誉会長としてご支援いただきました。
桜井氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。