会誌
すくらっぷ帖

Past feature articles

三愛会の機関誌として1954年に創刊した三愛会会誌。創業者・市村清の思想をはじめ、会員会社の動向や社員同士のコミュニケーションツールとして発行されてきました。
「会誌すくらっぷ帖」では、今までに会誌に掲載した記事の中で、特に人気の高かったものや、発行時の時代を反映した興味深い記事を厳選して紹介していきます。

三愛会会誌138号(2006年発行)

梅雨のジメジメした季節はそれだけでモチベーションが下がりますし、暑さに体も慣れていないため、体調を崩してしまうこともあります。2006年に発行した138号では、“やる気を高める”とした特集で、どうすればモチベーションを高めることができるのか詳しく紹介しています。また、市村清が“やる気を高める”ためどのように行動していたか、『市村清物語』の“市村式やる気アップ法”をご紹介します。

138号PDF版(抜粋)を閲覧する(PDF 2.1 MB)

表紙作者の小國さんは、“小さなことでも実現できることから始め、実現できたときは自分を褒めてあげる。”のがやる気を起こすコツなんだって。そして、ごほうびに美味しいものを食べるそうだよ。それが楽しみで、気付いたら目標や夢を達成しているかもね!

ボクが社員たちに言っていた“やる気アップ法”は、とにかく仕事が面白くなるよう創意工夫するということ。そうすれば自然と知識や技術が向上して人としても立派になり、ひいては人からの信頼を得ることにもなる。仕事が楽しければやる気も自然と高まるよね!

市村は折に触れ、「従業員は使用人ではありません。私の事業の協力者です」と語っていました。
社員を信頼し、仕事を任せることで責任感を持たせること。それが市村式やる気アップ法だったのかもしれません。