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三愛会の機関誌として1954年に創刊した三愛会会誌。創業者・市村清の思想をはじめ、会員会社の動向や社員同士のコミュニケーションツールとして発行されてきました。 「会誌すくらっぷ帖」では、今までに会誌に掲載した記事の中で、特に人気の高かったものや、発行時の時代を反映した興味深い記事を厳選して紹介していきます。
会誌24号が発行された1959年の3月期の理研光学(現リコー)の決算は事務機・感光紙部門の飛躍的発展によって、業績は創業以来の最高記録を更新しました。純利益が前年比67%増という驚異的な好業績を達成し社内の空気も高揚感に満ち溢れていたことでしょう。このとき、市村清はリコー三愛グループで働く30代を中心とした青年社員に向けてメッセージを発信しています。2024年の新年にあたり市村からのメッセージを紹介します。
日本経済は高度成長期の真っ只中。事務の合理化が進みリコピーの売上げは前年の1.6倍を記録。感光紙の売上げも急速に進展したんだよ。会誌にも本社工場の夜景の写真が載っていて、いまでは考えられないけれど夜遅くまでリコピーの生産ラインが稼働していて、社員の皆が頑張ってくれたんだ。
30代は人生の基礎工事期間だとボクは思うよ。安易な妥協などせずに自分の信じるところに邁進して欲しいな。転んだら起きればいいんだよ。そうすれば必ず人生の勝利者への道が拓けるよ。
この原稿は市村自身が歩んだ30代の頃のことを振り返り、リコー三愛グループで働く30代を中心とした青年社員に向けてエールともいうべき言葉を送っています。己を信じ信念を貫く市村の姿勢も30代に確立し事業家としての成功に導いたことに違いありません。
この原稿は市村自身が歩んだ30代の頃のことを振り返り、リコー三愛グループで働く30代を中心とした青年社員に向けてエールともいうべき言葉を送っています。己を信じ信念を貫く市村の姿勢も30代に確立し事業家としての成功に導いたことに違いありません。