会誌
すくらっぷ帖

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三愛会の機関誌として1954年に創刊した三愛会会誌。創業者・市村清の思想をはじめ、会員会社の動向や社員同士のコミュニケーションツールとして発行されてきました。
「会誌すくらっぷ帖」では、今までに会誌に掲載した記事の中で、特に人気の高かったものや、発行時の時代を反映した興味深い記事を厳選して紹介していきます。

三愛会会誌146号(2010年発行)

10月は紅葉も見ごろを迎え“行楽の秋”として最高な季節です。日本には紅葉狩りの名所としても人気のある神社仏閣も多く、また秋の特別拝観を実施している所もあります。
2010年発行の146号は特集「仏像、大好き!」と題して発行されました。日本には国宝・重要文化財に指定されている仏像もたくさんありますので、ぜひこの時期にしか拝むことの出来ない寺社仏閣巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

146号PDF版(抜粋)を閲覧する(PDF 2.9 MB)

「仏像と向き合っているとすがすがしい気分になり、自分とも向き合えるような気がする…」という、表紙作家の小國さん。
確かに、仏像を前にすると厳かな気分になるね。
知れば知るほど奥の深い“仏像の世界”を、イラスト入りで分かり
やすく紹介しているから、あまり興味がないという人もこれを機会に一度見に行ってみよう!

今回の特集を監修してくれたのは、イラストレーターの田中ひろみさん。京都の三十三間堂で仏像への恋に落ちて以来、全国の仏像を拝観し続けているという人なんだよ。仏像の“古臭い、難しい…”というイメージを払拭するため、仏像の素晴らしさをイラスト入りで解説しているんだ。

仏像のモデルとなっているのはお釈迦様。お釈迦様ってどんな人で、そもそも仏像って何でできたんだろう?そんな仏像の基本について解説してくれてるよ。仏像にランクがあるなんて、知ってた?!

ここでは、ランクごとに詳しく仏像の種類を紹介しているよ。如来、菩薩、名王に天。どれも聞いたことはあるけど、如来が一番地位が高いんだね。仏像の種類にもランクがあるなんて、何だかボクたちのいる世界と似ているね…。

ボクたちに一番身近なのは、地蔵菩薩なんじゃないかな。お地蔵様って近所で見かけることももあるよね。仏像は健康長寿や恋愛成就とか種類や役割によっていろんな後利益もあるから何だかフシギだね!

手の形や持ち物にもちゃんと意味があるなんて、あんまり考えたことなかったな~。でも実際知ってみると、次に仏像を見た時に確認したくなるね。

読者のグループ社員の中にも仏像や仏像巡りが好きな人も多いみたいだね。三十三間堂の千手観音や平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像は有名だね。“仏像を見ていると時を忘れます…。”本当にその通り!

これから寺社仏閣巡りをしようと思っている人には、仏像の歴史や意味、種類や役割など事前に知っているとまた違った楽しみ方が出来ると思うから、ぜひこの特集を読んで興味を持ってもらいたいな。

今日のひとこと
〜市村清の訓え〜


今日のひとこと 〜市村清の訓え〜