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すくらっぷ帖
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人を育てる、植物を育てる、ペットを育てる、愛
を育てる…。“育てる”といってもさまざま。
自分が育てていると思っていたモノに、いつの間
にか育てられていたことに気付いたという作者の
小國さん。知らないうちに、自分も成長させられ
てたってこと、あるよね。
今回の「育てる」の特集は、“子を育てる”、“部下を育てる”の2本立てだよ。理想的な子育て法はあっても、正解の子育て法は無いんだって。子どもに、厳しい社会を生きていく力を付けてあげるのも親の役目。でもそれがまた難しいんだよね!
子どもを育てることで、親も成長するんだって。子は親の背中を見て育つって言うけれど、“お手本”になろうと無理をする必要はないんだ。当時のグループ社員へのアンケートによると、どこに子育ての力点を置いているか?の問いに、「しつけ」と「健康」がトップだったようだよ。
昔の生活の中には、教育に関する意味深い言葉がたくさん残っているんだ。「困ったときはお互いさま」、「物を大切に」なんかはボクもよく母親から言われたなー。「相手の目を見て話しなさい」、これはボクが大人になってからも社員によく言っているよ。
部下の能力を見極め、その力を引き出したり、部下がやる気になるような環境作りも上司の役目。社員が成長すれば会社も成長する。だから社員を育てるのは上司の役目なんだって。
時には部下を厳しく叱ることも大事。愛情をもって接すれば部下も分かってくれるよ。でも頭ごなしに怒鳴ったり大勢の前で叱るのは、人として相手のプライドを傷つけてしまうからNGだ!さらに、ボクたち日本人は特に褒めるのが苦手なんだって。部下の良いところは褒めてあげようね!
最後に、部下が上司に望む点として、「話や意見を理解・尊重してほしい」、「相談に乗ってほしい」などいろんな意見が挙げられているよ。上司と部下が良い人間関係を築けるよう、部下から「育ててくれた」と感謝される上司になれるよう、上司の立場にある人は目を通して参考にするのもいいかもね。ボクも耳が痛いよ…。