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すくらっぷ帖
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99号の特集は『旅のこころ』。
仕事や雑事に追われ、惰性で日々を過ごしていると、ふと
何もかも放り出したくなる。そんなとき、心にうるおいをとり
戻してくれる一つの方法が「旅」ではないでしょうか…。
今号は、ヨットで世界一周を旅した人のエッセイやグループ
社員による旅の面白さを語り合っている座談会などが掲載
されているんだよ。
対談相手の加藤さんは、『夢の壁』という作品で芥川賞を受賞したこともある作家さんだよ。昔から自然保護に取り組んでいて、日本野鳥の会の役員もしている人なんだ。旅をより楽しむためには、事前にその土地の特徴や歴史などを下調べし、実際に見たもの、感じたことなどを書き留めると、後で旅を思い返す楽しみも出来るって言っているね。
旅の醍醐味は、その地で出会った人との交流はもちろん、自分の環境と違うものに自分の目で触れ確かめることも大切。特に若い時に体験するべきだって!
旅番組を見ただけで得られるのは知識のみで、それで行った気になるのは“旅”とは言えないね。 その情報を上手に利用して自分なりの旅を作り出すことで、その場で感じる空気や匂い、体験が本当の旅の面白さなんだね。”
旅を楽しむ女性が増えることで、子どもに与える影響も大きいとか。お母さん自身が知識豊富になるのはもちろん大切だけど、子どもに言い聞かせることで自然に国際教育になるんだって!
東京にも、新宿の高層ビルの夕焼けや昔ながらの街並みなど旅したら楽しい場所がたくさん!身近にも見逃している旅のスポットはたくさんあるし、まずは身近なところで小さな旅を楽しんでもいいね。旅にはこうしたらいいというルールは一切無いから、自分なりの楽しみ方を見つけよう!