会誌
すくらっぷ帖
Past feature articles
春夏秋冬、季節感のあるモチーフが並んだ表紙。作者の伊藤さんの「ゆっくり季節を味わう生活を忘れないように」というメッセージがが込められているんだ。
旧暦は、月と太陽の運行日数の両方を加味した「太陰太陽暦」のことなんだ。太陰太陽暦は今から4千年前くらいに中国で農暦として使われ、日本に伝わったんだよ。農暦は季節と一体になっているから農業には旧暦が役立つんだよ。
暦は月の満ち欠けとも関係があるんだね。太陽と地球と月の位置関係で潮の満ち干きに影響もあるし、漁師さんも参考にしているんだって。
いまでは旧暦を意識する機会も減ってきているけれど、日本古来から伝わる旧暦を意識した生活をしたいね。改めて日々の生活に季節行事を取り込んでみてね。
後半は、自然と寄り添った先人たちの生活の知恵に学びながら季節の食べ物や行事などを紹介しているよ。
日本には四季があり、季節感を満喫できる文化があるね。2022年も忙しい毎日になっちゃうかもだけど、暦を意識して季節を感じ、味わう、楽しむ生活にしようね。