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すくらっぷ帖
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表紙は、エメラルドグリーンの海に囲まれた南の国・東洋で育った西洋文化の国“フィリピン”のバターン半島にある工場で働くリコーウォッチフィリピンの仲間たちだよ。撮影はフィリピンの首都マニラにあるリサール公園で行われたんだ。「コムスタカ!(ごきげんいかが)」
ボクは弟が勝つとすごく悔しくて、自分が勝つまでやめなかったんだ!
がむしゃらで攻撃的な棋風が好きだから、“攻めの升田”と言われていた升田幸三九段(実力制第四代名人)とも意気投合したんだ。
将棋の源流はインドから始まってるんだね!中国や韓国、タイなんかにもそれぞれ将棋があるけど、取り駒を使えるルールは日本独自のものなんだ。将棋が西洋に行って“チェス”になったとされているんだって。将棋の歴史は奥が深そう~。
大山名人はどんなに長い対局でも、表情や姿勢を崩さないよう、正座の稽古を積んで対局相手から気持ちを読まれないようにしていたんだ。立派だね!
大山名人と終生のライバルといわれた升田名人。そんな二人とボクたち兄弟がそれぞれ深い親交があったなんて不思議だね。大山名人は生涯を懸けて将棋の普及、将棋連盟の発展にも貢献した功労者なんだ。