会誌
すくらっぷ帖
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花を愛でるのが大好きだったボクにぴったりの、
大きくて艶やかな牡丹が印象的な表紙だよ。
ホテルオークラで催された“市村清を偲ぶ会(23回忌)”は、
ボクと親交の深かった作家の邱永漢氏やそごうの水島社長、元横綱の大鵬親方など、
総勢200人以上の人たちが参列してくれたんだ。
この時の三愛会会長は、リコーの相談役でもあった三善信一さんだよ。
三善さんは、石炭鉱業整備事業団に勤めていた時にボクと出会い、
その人柄に惹かれてボクがリコーに引っ張ってきたんだ!
市村が亡くなって23年が経っても、
これだけたくさんの人たちが参列してくれるのは、
市村が生前に営んだ人と人との絆が
その後もずっと途切れる事無く繋がっている証。
人間市村清の遺徳の深さを改めて認識する号となりました。