「お別れの会」を開催600人を超える参会者が別れを惜しむ株式会社リコー元会長で三愛会第5代会長を務められた桜井正光氏が2024年1月24日、急性気管支肺炎により逝去されました。享年82歳。ここにリコー三愛グループ社員一同、心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。 桜三愛会井第5正代会光長氏逝去 晃 2 田区)にて執り行われました。前日までの真夏日を思わせる暑さから一転、未明から降り出した雨は、桜井さんとの最期の別れを惜しむ涙雨となりました。花台が設けられ、まっすぐこちらを見つめる桜井さんの遺影は、「来てくれてありがとう」と低音ボイスで語りかけているようでした。行役員の二人が参会者を出迎え、故人に代わって生前のご厚誼に深謝し、桜井さんを偲んで言葉を交わしました。小池百合子東京都知事をはじめ、経済三団体の幹部の皆さま、お取引先さま、仕入先さま、金融機関、業界団体、早稲田大学関係、市村清新技術財団関係、リコーを退任された役員の皆さまなど、参会者は600人を超え、桜井さんの幅広い交友関係がうかがえました。右の銘「当知是処即是道場」のパネル、「桜井正光のあゆみ」と題された会場の壁いっぱいの年表に見入り、在りし日の桜井さんを偲んでいました。■ご挨拶(抜粋)「仮説に基づき、まずは行動してみる」という考え方を浸透させました。また、 5月13日、株式会社リコー主催の「お別れの会」が帝国ホテル(東京都千代午前11時、会場となった孔雀の間には白いカーネーションを基調とした献会場では山下良則リコー代表取締役会長と大山晃リコー代表取締役社長執皆さん、会場の正面に飾られた桜井さんのリラックスした笑顔の写真と座本日はご多用中にもかかわらず弊社元会長桜井正光の「お別れの会」にご参会賜り、誠にありがとうございます。心より厚く御礼申しあげます。桜井正光は1942年1月8日、東京都出身。早稲田大学第一理工学部を卒業後、株式会社リコーに入社し、技術畑を中心に、海外販売、資材、研究開発など広範な部門を経験しました。・・・海外での功績が称えられ、名誉大英勲章第三位、フランス・レジオン・ドヌール勲章オフェシエを授与されました。1996年、代表取締役社長に就任。複合機のデジタル化とカラー化の推進、海外事業の拡大により2006年度には連結売上高を2兆円台に乗せ、在任11年間で倍増させました。社員への意識改革としては「ファイヤー文化」を提唱。長期的観点で地球環境の保全を重要とし、1998年には世界に先駆け、環境経営を提唱。環境保全と利益創出の同時実現という考えのもと、サステナビリティ経営を推進しました。・・・胸に去来する思い出は尽きませんが、ここに故人が生前皆様から賜りました数々のご厚情、ご厚誼に対しまして、謹んで御礼申し上げます。株式会社リコー 代表取締役会長代表取締役社長執行役員 山下良則大山 小池百合子東京都知事(左)もご参会山下良則会長(中央)、大山晃社長(左)をはじめリコー役員による献花
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